<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 食筍>
<Format: 格式不明>
<Year: 1964>
<BookName: 漢詩大系  白樂天>
<Translator: 田中克己>
<style: 漢文有假名>
<style2: 日本漢文訓讀附假名標注>
<TranslatedTitle: 筍（たけのこ）を食（く）ふ >
<BookPage: 274-275>
<UsedPage: 2>
<Feature: 4>
<End Header>
<Poem>
此州乃竹鄉，
春筍滿山谷。
山夫折盈抱，
抱來早市鬻。
物以多爲賤，
雙錢易一束。
置之炊甑中，
與飯同時熟。
紫籜坼故錦，
素肌擘新玉。
每日遂加餐，
經時不思肉。
久爲京洛客，
此味常不足。
且食勿踟躕，
南風吹作竹。
<End Poem>
<Translation>
この州（しう）はすなはち竹（たけ）の郷（きゃう）
春筍（しゅんじゅん）は山谷（さんこく）に満（み）つ。
山夫（さんぶ）　折（お）りて抱（はう）に盈（み）ち
抱（いだ）き来（きた）りて早市（そうし）に鬻（ひさ）ぐ
物（もの）は多（おほ）きをもって賤（いや）しとなす、
雙錢（そうせん）　一束（いっそく）に易（か）ふ。
これを炊甑（すいそう）の中（うち）に置（お）き
飯（はん）と同時（どうじ）に熟（じゅく）す
紫籜（したく）　故錦（こきん）を坼（さ）き、
素肌（そき）　新玉（しんぎょく）を擘（さ）く。
每日（まいにち）つひに飧（さん）を加（くは）へ、
時（とき）を経（へ）て肉（にく）を思（おも）はず。
久（ひさ）しく京洛（けいらく）の客（かく）となり
この味（あぢはひ）つねに足（た）らず。
かつ食（しょく）して踟躕（ちちゅう）するなかれ
南風（なんぷう）　吹（ふ）きて竹（たけ）となす。
<End Translation>